「キャプテン翼」原作全シリーズ キャラクター図鑑 JY編(5) 「アラン・パスカル」

今や世界で愛される同作品の魅力を無印から最新シリーズ「NEXT DREAM」まで、まずは外国人登場キャラクターについて、シリーズ毎、登場順に紹介していきます!

「必殺シュート」の紹介はもちろん、紹介するキャラクターの「名言」、原作の描写に基づく「強さ」議論など網羅的にまとめていきたいと思います。

変幻自在のコンビプレイ「アラン・パスカル」

 引用元:キャプテン翼 集英社文庫コミック版 第15巻 148P

主な交友関係

ファン・ディアス 幼馴染であり、アルゼンチンJrユースのチームメイト。彼とのコンビネーションは抜群であるが、全力のプレーはサポートしきれないようで次のセリフは印象に残っています。

「ディアス すまんな」

「アルゼンチン黄金コンビなんていいながらオレは おまえのトップスピードのプレイにはついていけないんだ」

※ちなみにパスカルって個人では「フィールドの芸術家」みたいな別名がないので、この記事のタイトルは迷ったのですが、作中でディアスとの連携を指して

  「変幻自在のコンビプレイ」

と触れられているシーンがありましたので、それがしっくりきたかなと思い採用しています。

・バルバス監督: アルゼンチンJrユース監督。

代表での実績

アルゼンチンJrユース代表 MF 背番号:12

 第1回フランス国際Jrユース大会

  <予 選>

    VS イタリアJrユース 0得点 (5-0)  

    VS 全日本Jrユース    0得点 (4-5)

    予選敗退

クラブでの実績

アルヘンチノスJrユース ?? 背番号:?

 アルゼンチン国内リーグ

    試合描写なし。ディアスと同じクラブにいるのは間違いない。

キャラクター (エピソード)

・天才ディアスの名パートナー

 幼い頃から共にストリートサッカーで腕(脚?)を磨いてきた。

 ストリートサッカーではボールが買えないため、蹴れるものをボールに見立ててテクニックを磨く。

 12歳の頃、ディアスの交渉のおかげ?で町のサッカークラブへ入団。

「パスカルといっしょならやってもいいぜ」

「いやならいいぞ おれは ほかのチームからもさそわれてるんだ(ホントはウソだけど)」

 彼の得点シーンでは「やっぱりディアスがNo1だ」みたいなセリフが多いので、全日本でいる岬と石崎の両方の役割を担うキャラです。

強さ議論

ポジションはFWながら、大会2試合では無得点に終わっています。

アルゼンチンJrは戦術「ディアス」なのでしょうがいないですが、彼もおそらく国内2位の実力者なのですがら、得点シーンも見たかったですね。

彼の長所といえば、いうまでもなくディアスのプレーを助けること。

試合中、ディアスの縦横無尽のプレーに寸分なくセンタリングやリターンパスを返しているので、ストライカーというよりはチャンスメーカー的な前線の選手です。(背番号は9でなく12ですし)

イタリアJrユース戦ではヘルナンデスの出場こそなかったものの、彼ら二人のコンビネーションで決して守備が脆いはずのないイタリア守備陣を翻弄したとの言及もありました。

例えば、ディアスの前転バック転バック宙シュートのアシストは、ディアスのパスをダイレクトで蹴り返しセンタリングをドンピシャ合わせる超高等技術。

全日本代表戦でも決してディアスが一人で抜いているのではなく、パスカルが随所随所で質の高いリターンパス、サポートを提供しています。

パスの精度や世界が天才と認めるディアスのトップスピード(の8割?)についていける彼の能力はやはりレベルが高いものといえるはず・・・

まあ、ディアスがいなかったら一人でどのくらいまでやれるの?というツッコミは免れません。というわけで、作中の描写をおさらいしていきましょう。

(主な作中の描写)

・対 次藤

 ディアスとともに、体ごと股をすり抜けています。

 パスカルも相当すばしっこいのでスピードでは有利でしょう。

・対 早田

 試合中盤に翼と互角の戦いを繰り広げるディアスに代り、早田と1対1からシュートを放ちます。

 無理な体勢から打たされているので勝敗は五分五分といったところ。

・対 若島津

 上記の早田にマークされながら打ったシュートは正面で難なくキャッチ。

 そして翼とディアスの競り合いのこぼれ球をPA内どフリーで打ちますが、ダイビングキャッチされます。

 いずれもシュート能力としてはそれほど能力が高くないのかもと思わされるシーンですね・・・

・対 日向

 同じFW同士、対峙するシーンは少ないですが、日向のシュートチャンスをスライディングブロックで阻むシーンがあります。

 これにはディアスも、「よく止めてくれた」的な笑顔を見せています。

 そして、翼とガルバンの競り合いのこぼれ球を収めようとした日向に対し、足で挟み込むタックル

(テクモでいう 「クリップタックル」 ってやつ^^)

で防ぎ、日向も「なにィ」と漏らします。

 全日本のキープレーヤーである日向を自由にさせない機器察知能力や守備力はなかなかポイント高い描写です。

・対 三杉

 翼のマークに合うディアスに代り、単独ドリブルを敢行。

 しかし出場間際補正のかかっている三杉が相手であるのはついてませんでした。

 三杉は躱されるフリをしてタックルを決め、パスカルの株を下げます。

 三杉はこの後さらにとんでもないことをやってのけるので、仕方ない部分もありますね。

・対 松山

 試合終了間際、三杉のタックルのこぼれ球を拾い、ドリブルを始めたところで松山にカットされます。DFにコンバートされた松山が要所要所で活躍してます。

 しかし出場間際補正のかかっている三杉が相手であるのはついてませんでした。

 三杉は躱されるフリをしてタックルを決め、パスカルの株を下げます。

 三杉はこの後さらにとんでもないことをやってのけるので、仕方ない部分もありますね。

       

・対 翼

 直接対決はほとんどないですが、試合終了間際、翼にスクリーンプレーをかけ、ディアスはフリーに。

 強さの比較には参考となりませんが、パスカルの好プレー。

・(番外)全日本黄金コンビ VS アルゼンチン黄金コンビ

 2対2の描写はありませんが、ディアスが翼を抜くときは彼とのワンツー、逆に翼がディアスを抜くときは岬とのワンツーを使って抜くシーンは多い。

 そしてディフェンス時はディアスがやられたときのこぼれ球を拾うアクションは少なくないです。

 アルゼンチン黄金コンビもエッフェル攻撃同様、全日本黄金コンビに匹敵する完成度の高さです。

 

まとめ

キャラクター図鑑の第5弾は、

 変幻自在のコンビプレイ「アラン・パスカル」

をお送りしました!

天才ディアスのスーパープレーの最大の理解者であり、その連携力の高さやカバーリング能力などを見ても、国内No2の実力者であることは間違いありません。

できれば単独での活躍を見たいと思いますが、それは本記事作成時点の2023年3月において、続編で叶う可能性があります。

今回はJY編の内容をもとにまとめていますが、もちろん続編以降のディアスについても「WY編」~「ライジングサン編」と記事を更新していきますので、ご注目ください!

作品登場順に記事を追加していきますので、次のキャラクターもお楽しみに!

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