今や世界で愛される同作品の魅力を無印から最新シリーズ「NEXT DREAM」まで、まずは外国人登場キャラクターについて、シリーズ毎、登場順に紹介していきます!
「必殺シュート」の紹介はもちろん、紹介するキャラクターの「名言」、原作の描写に基づく「強さ」議論など網羅的にまとめていきたいと思います。
コントロール・タワー「フランツ・シェスタ―」

主な交友関係
・マンフレート・マーガス: ブレーメンJrの同僚かつ彼とチームの攻撃の主軸を担う。
・カール・ハインツ・シュナイダー: ジュニアユースチームの同僚かつライバルクラブの選手。
・ヘルマン・カルツ: ジュニアユースチームの同僚で共に中盤を構成。
・若林源三: ライバルクラブのGK。彼を始めとした分析を資料にまとめ、全日本メンバーへ提供。
代表での実績
西ドイツ代表 MF 背番号:10
第1回フランス国際Jrユース大会
<予 選>
VS カナダJrユース 0得点 (4-0)
VS ポルトガルJrユース 0得点 (4-1)
<決勝トーナメント>
VS ウルグアイJrユース 1得点(6-1)※フリーキック
VS 全日本Jrユース 0得点(2-3) 決勝戦
※ 大会準優勝
クラブでの実績
ブレーメンJrユース MF 背番号:10
<練習試合>
VS 全日本Jrユース 1得点 (3-2) 温存のため前半のみ出場
VS イタリアJrユース 0得点 (0-1)
キャラクター (エピソード)
・司令塔
彼の通り名は次のとおりいくつかあって、
- 西ドイツのコントロールタワー
- ブレーメンのコンピューター
- 貴公子
いずれにせよ、華麗なプレーで代表、中盤ともに司令塔としてゲームメイク。
モデルは西ドイツ代表のレジェンド「ベルント・シュスター」でしょうか。
・慧眼
適切な言葉が見つからなかったのですが、相手の力量を見極める目の確かさといったところです。
「彼がこのチームのキャプテンではないのですか」
「いや ただなんとなく あの選手がこのチームのキャプテンのような気がして」
「このチームのキャプテンをみまちかえたオレの目にくるいはなかった」
ブレーメンJrでは彼もキャプテンを務めています。
・ハンサム
そのルックスと華麗なプレースタイルから女子人気はかなりのもの。
不甲斐ない結果のときは親衛隊が「あ~~~ん、シェスタ―が・・・」と残念がります。
強さ議論
無印シリーズのラスボスである、西ドイツJrユースの10番を背負う司令塔。
しかし、その実力とは裏腹にとりわけ、
描写に恵まれなかった選手
であったと思います。
登場が早かっただけに、流れ的に噛ませの役割を負うことが多かったのは否めず。
- JY大会前のイタリアJrユース戦敗退
- 決勝序盤で若林が提供した西ドイツJrユース分析資料の確認の被害者となる
しかし、試合中のドリブルやパスに見られるテクニックや体捌きはピエールにも匹敵する鮮やかさ。
JY大会準決勝のウルグアイ戦では彼が中盤を完全に支配しています。(カルツは手を抜いています)
ただ、シュート力や必殺技などわかりやすい特徴がないのは痛いところですね。
見方によっては、ディアス、ピエールらと肩を並べる(とまではいかないでしょうが)はずの存在であったかもしれません。
とりあえず、彼の微妙?な活躍を振り返っていきましょう。
練習試合と若林の資料がなければ、全日本の面々もかなり手こずっていたはずですが。
(主な作中の描写)
1 練習試合
・対 日向
スライディングタックルをなんなくかわす。
・対 沢田
パスを出され、「うっ」と声を上げる。
・対 石崎・高杉
パスフェイクにひっかかり、二人の間をドリブルで抜かれる。
・対 早田
股の間にパスを通される。
・対 森崎
1得点。
ちなみに若島津はハンブルグJr戦で負傷のため欠場しており、
「くそっ オレがでていれば 1点も・・・」
果たして若島津の言う通りであるかは疑問が残るところですね。
・対 ヘルナンデス
練習試合で対戦。直接の激突描写こそありませんが、彼のゲームメイク能力、マーガスとのコンビネーションでもヘルナンデスの牙城は崩せないようです。
2 JY大会
・対 岬
岬は若林資料確認のため、とりあえずワザと抜かれるが、80%以上相手の左側をすり抜けるクセを読まれ、カバーした翼に敗北。
しかし、2度目の対決ではそれが仇となり岬を逆に抜き去ります。
そして、3度目、岬のタックルを察知した彼は、ボールを両足で挟んで前方宙返りしながらヒールでパス。これが実力なんです。
さらに、4度目、試合後半1-1と同点の中、シェスタ―もシュートを打ちますが、岬がブロック。(多分若林はその前の攻撃で多少バランスを崩していたのでナイスブロック)
最後に、5度目、試合後半1-2のビハインドでシェスタ―が攻撃を組み立てますが、岬がドリブルカット。
対決描写の多かったこの二人、役割的にも実力的にも(本来)いい勝負なのでは?
・対 沢田
若林資料の存在を認知したシェスタ―は沢田へ強烈なスライディングタックルを見舞い、ボールをかっさらいます。
・対 若林
全日本DFのマークがシュナイダー(やマーガス)に集中している隙をついて、フリーでミドルシュートを放ちますが、若林は何と
手を使わずダイレクトで蹴り返します。
この舐められた描写も、彼のシュート力を判定する上ではかなりの痛手かと考えます。
・(補足) カルツ
西ドイツの中盤でコンビを組む二人ですが、本気を出したカルツがインパクトがありすぎて、シェスタ―の存在が薄まった印象。
・番外編 全日本黄金コンビ vs シェスタ―・カルツ
試合中の描写では全日本の黄金コンビが上回っていた印象です。
もともとシェスタ―・カルツは国内ではライバルでもありますし・・・
まとめ
キャラクター図鑑の第7弾は、
コントロール・タワー「フランツ・シェスタ―」
をお送りしました!
明らかに大会屈指のMFで注目されていながら、決勝での貢献度が低くなったために評価を低めた選手だと思います!
続編ではもっと活躍してほしいのですが、
結局これが実力??
今回はJY編の内容をもとにまとめていますが、もちろん続編以降のシェスターについても「WY編」~「ライジングサン編」と記事を更新していきますので、ご注目ください!
作品登場順に記事を追加していきますので、次のキャラクターもお楽しみに!
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